2018年3月31日土曜日

MET Rivaleと過ごした1年間

今シーズン、大変うれしいことに、Intermax一般サポートライダーとして、 METのrivaleを1年間使わせて頂いた。
友人らにアピールしたり、ブログでもしばしばアピールさせて頂いたが、1年間様々なシチュエーションで使ったうえでのインプレを最後にまとめたい。

【一言でいうと】
結論的になるが、一言でいうとエアロヘルメットに対するイメージを変えてくれるヘルメットだった。

【インプレ】
エアロヘルメットというと、重いのではないか、とか高温多湿の日本だと夏は暑いのではないか、などの不安があった。ただ一方で、年に数回だけ出るTTレースに専用ヘルメットを買うのももったいないし、以前から欲しいとは思っていた。
なんだかんだ、上で述べた心配は杞憂に終わったので、ヒルクライムオンリーな人を除けば基本的におススメできると思う。

一方で、オールラウンドに使えるという事は、性能的に劣るのではないか、特に肝心なTTでの性能に劣るのではないか、という心配もあると思う。これについては、トラックで特に屋内でしか使わない、という用途を除けば問題ないのではないか、と言いたい。というのも、公道のTTレースでは必ずしも前からしか風が来るわけではないので、ロングテールよりショートテールの方が使いやすいと個人的に感じるし、ショートテールなら多少フォームが乱れてもあまり影響が出ない気がする。さらに言えば、古典的なTTメットは、特に夏は暑すぎるので、そういった意味でも年間を通じて使えるRivaleのようなヘルメットを持っていると使いやすいと思う。

【総括】
最近は、Rivaleや同じくMETのMantaのような、ロードレース用のエアロヘルメットが以前より増えてきて、中々、これが絶対良いみたいに勧められない時代が来ていると感じる。
ただ、その中でも、イタリア製だからか、デザインセンスが極めてよく、またいわゆるロード用の軽量ヘルメットとほとんど重量面でそん色がない、という点でMETのエアロヘルメットは誰にでも勧められる製品だと思う。
もちろん、ヘルメット選びにおいては自分の頭に会う形か否かが最も重要ではあるだろうが、選択肢の一つとしてMETを検討してみてはいかがでしょうか。

そして、1年間、ブログをご愛読して下さった方々、サポートして下さったIntermax様、ありがとうございました。
4月以降もトレーニングは続けますが、ブログの更新頻度は下がると思います。とはいえ完全に更新しないという事はないので、時々覗いて頂ければ嬉しいです。

3/31 ローラーの記録

25’00 IF0.598/TSS15

LSD
>0:15:00 41.6% 179.1w 51.5:48.5 (9.5+9.0)N*m NP181.6w 92.8rpm

九チャレが終わってからは、学会準備に追われ、卒業式→オールで飲み→カプセルホテルで仮眠→学会へ出発と、ハードスケジュールをこなしつつ、合間合間でファンクショナルトレーニングを継続。

そして、学会が終わって帰宅してからはすぐ引っ越しだったが、一人暮らしを始めると自転車に乗りづらい環境になるので、引っ越しの合間にLSD。一応自転車とローラーは下宿先に持ち込むが、しばらく実家で自転車に乗ることはないと思うと、なんか感慨深い。

なんだかんだファンクショナルトレーニングを継続していることもあり、後はTempo強度以降の積み重ねでしっかり体を戻せそうなので、できる範囲で身体を動かしつつ、またどこかのタイミングでロードレースを走れたら走りたいと思う。

2018年3月18日日曜日

3/18 九州チャレンジロード A-E DNF

1:07'33/41.522km IF0.796/TSS71 W'65%
75人出走41人完走、リザルト上53人目

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Fulcrum Racing Light  XLR w/Panaracer race type c evo3 7.0bar/7.0bar
メイタン 赤×3+クリアプロ(赤)×1
ポカリスエット 750mL×2
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国試後の復帰第一戦、DNFに終わりました。

2月に医師国家試験を終え、直後からHamstarspinのオンライントレーニングをお願いし、着実に体を戻して臨んだ。学会発表を控えているため、練習量を十分確保できたとは言い難いが、TSSのコントロールをし、予定通りの所まで身体を戻した。

アップオイルを塗り、チームサプライヤーのジャコラ様のアミノボンバー3800を飲んでスタートラインに並んだ。しかし、今回、アンダーとエリートの混走という事もあり、100人を超える集団でスタートし、序盤から集団を絞る動きが頻発。逃げ目的ではなさそうな弱めのアタックと共に集団が絞られていく。しばらく前の方に居たが、最前方まで上がる力がなく、徐々に位置を下げ、1周目の最初の登りの後の平地で若干前が空いてしまった際に埋められず、徐々に離されていき、グルペットに。ソリア域のパワーが戻っていないこともあり登りのキレがない。
グルペットでも平地は引けるが登りでは徐々に位置を下げる形で、最終的に第3集団だった模様。しかし、残り3周の所で、しかもホームストレートで一列棒状となっていたため、自分の少し前の選手の前方の軽く中切れしていた部分で脚きりとなった。まあ、仮に集団ごと行かせてもらったとしても次の周で切られていたはずだから、単なる実力不足。

L6 MATCH 00:43 (342w 4 kJ)





L6 MATCH 00:45 (337w 3 kJ)





L6 MATCH 00:21 (392w 2 kJ)





L6 MATCH 00:33 (339w 2 kJ)





L6 MATCH 00:51 (325w 2 kJ)





L7 MATCH 00:10 (519w 2 kJ)





L5 MATCH 01:37 (304w 3 kJ)





L5 MATCH 01:29 (303w 3 kJ)





L6 MATCH 00:21 (369w 2 kJ)
実際、パワーが戻ってきていないことは明白。

3か月のブランクをできるだけ戻そうと努力してきたが、まだまだ力不足だった。この後、どの程度練習時間を確保できるかはわからないが、最低限、健康維持のために自転車を続けていくことは間違いないので、まずは身体の使い方を見直して、趣味として長く続けられるようにしていこう。

応援・サポートして下さった方々、ありがとうございました。

2018年3月14日水曜日

3/14 ローラーの記録

30'37 IF0.610/TSS23

PCG classic Tune-up

本日は1時間の調整。
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MS:
アクティブリカバリーからエンデュランスの中に下記のワークアウトを入れよう。
2-3 x 1分 Anaerobic Capacity の下限(120-130%程度)で。
>0:01:01 54.8% 321.9w 51.3:48.7 (14.1+13.4)N*m NP323.3w 112.4rpm
>0:01:01 54.8% 321.8w 51.4:48.6 (13.9+13.2)N*m NP327.2w 113.7rpm
レストは3分以上あけること。
 
2-3 x 30秒 Anaerobic Capacityの中~上限(130-150%程度)で。
>0:00:31 56.9% 395.2w 50.6:49.4 (16.8+16.4)N*m NP408.3w 114.0rpm
>0:00:31 57.6% 376.3w 50.5:49.5 (16.3+15.9)N*m NP388.5w 111.3rpm
レストは2分以上あけること。
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レース前最後の調整。昨晩3時間くらいかけて自転車のオーバーホールを終わらせたので、自転車の感触は良い。
身体のコンディションはまだ完璧ではないが、しっかりパワーコントロールができたのでgood。本番は苦しむことになりそうだが、我慢して先頭集団に残ることを第一目標とし、その中でチャンスをうかがいたい。

研究の方も学会発表前で最後の大詰めなので、優先順位を明確にしながら色々頑張っていこう。

2018年3月11日日曜日

3/11 ローラーの記録

45'19 IF0.688/TSS36

Tempo/FTP Micro burst(30/30) between race

WU: 10分アクティブリカバリー、10分エンデュランス
>0:05:01 39.4% 145.7% 53.5:46.5 (7.7+6.7)N*m 96.6rpm
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MS1: (FTP30秒/End30秒) x 10=10分
>0:10:01 47.6% 222.1w 51.2:48.8 (10.5+10.1)N*m NP223.8w 102.7rpm
10分エンデュランス
>0:05:01 38.9% 155.9w 52.5:47.5 (9.0+8.2)N*m 86.6rpm
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MS2: テンポ:省略
2 x 20-25分
レスト:5分
地形:次のレースに近い地形
ケイデンス:自由
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MS3: MS1: (FTP30秒/End30秒) x 10=10分
>0:10:02 48.6% 216.3w 52.1:47.9 (11.1+10.2)N*m NP219.1w 96.5rpm
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CD:20分

このトレーニングは強くなる為のものではない。
エアロビックな中にペースの変化をつけて、レースのリズムを作っておく。

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インターバル能力が戻ってきていないので、負担をかけない強度のオーバーアンダー系メニューを実施。 イメージとしては30分のLSDの中にFTP強度のバーストを入れる感じになるように時間調整&すべて連続して実施。グランフォンド世界選向けに組んでもらったメニューなので長めのTempoがあるが、九チャレでは必要ない部分だし、時間の関係もあり省略。
大分FTPが戻ってきた感じがあるが、ソリア域がまだまだで、あるパワーを超えると一気に息が上がってしまう。少しレストを挟んで、もう一回強度高めのインターバルを入れて最終調整としたい。

午前中は各種雑務をこなして、午後は研究の合間に神宮クリテ観戦。相変わらずの盛り上がりと共に、後輩の頑張る姿を見られて楽しかった。 学連を引退して3年目という事で、一緒に練習していたメンバーのほとんどがこれで引退。とても感慨深い。
夜は後輩とご飯。明日から1週間は、夜の予定を意識的に減らしているので、しっかり体調を整えていこう。

2018年3月10日土曜日

3/10 ローラーの記録

1:07'10 IF0.709/TSS56 W'27%

Race prep 1st attempt(JP)

今日のワークアウトはレース開幕に向けて調子を上げるためのもの。
毎回、AVGワット数が上がっていくようにしよう。
VO2Maxのエフォートは、たとえ3分から4分に増えてもAVGを上げれるように努力すること。限界を試すワークアウトなので、食事の時間・水分補給・睡眠時間全てに気をつかって強度の高いワークアウトを行おう!
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MS1: 1 x 5分 FTPの105%で。アップの仕上げ。
>0:05:00 56.2% 272.2w 50.8:49.2 (13.0+12.6)N*m 101.6rpm
5分流し。
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MS2: 1 x 10分 FTPの105%。
>0:10:00 52.9% 239.6w 51.0:49.0 (12.4+11.8)N*m 94.4rpm
3分流し。→5分
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MS3: 4 x 3分 VO2Maxで。
3本のAVGを高いレベルで揃えよう。
レストは3分
>0:01:30 60.4% 301.4w 51.1:48.9 (15.1+14.3)N*m 97.4rpm
>0:01:30 60.0% 294.9w 51.4:48.6 (14.4+13.7)N*m 100.1rpm
>0:01:30 58.5% 282.0w 51.2:48.8 (14.2+13.6)N*m 96.6rpm
3分流し→5分
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MS4: 3 x 1分 Anaerobic Capacity で。
力強くスタートし限界まで!後先は考えず追い込むこと。
レストは1-2分。
>0:00:31 54.7% 369.2w 50.9:49.1 (15.8+15.4)N*m NP386.7w 112.2rpm
>0:00:31 56.1% 405.3w 51.3:48.7 (16.2+15.6)N*m NP419.3w 119.7rpm
>0:00:31 58.7% 387.5w 50.6:49.4 (16.4+16.2)N*m NP395.2w 113.2rpm
3分流し
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1週間弱、卒業旅行で台湾に行ってきたので、久々のローラー。ファンクショナルトレーニングをしてから。そういえば、ダンベルの代わりにケトルベルを買ったので、ファンクショナルトレーニングがだいぶやりやすくなった。
ついでに、初めての台湾だったが、なんとなく、(想像の上ではあるが)古き良き日本の雰囲気みたいなものを感じて、非常に良かった。
閑話休題。ついにレース前の最終調整の時期に来てしまったので、以前PeaksCoachingGroupのコーチから与えられていたメニューを見直して、今の自分に必要な領域を鍛えられそうなメニューを選んで実施した。途中、やや時間を減らしたり、当時の目標強度よりは下げたが、それでも、だいぶ体が戻ってきたことを感じられた。
引き続きLSDを中心にベースを作りつつ、もう1日くらい、レース前に調整&インターバル目的のメニューを追加して、本番で以前と変わらない力を発揮できるように、慎重にトレーニング量をコントロールしていこうと思う。

2018年3月3日土曜日

3/3 実走の記録

3:53'26/86.285km IF0.624/TSS177 W'44%

トレーニング@湘南国際村

今日はインターバルをしようと、他大学の後輩を誘って湘南国際村へ。
アプローチはLSDを少し下回るペースで。
>0:54:08/21.11km 40.1% 124.6w 51.0:49.0 (6.6+6.5)N*m NP161.1w 92.0rpm
ここの所ファンクショナルトレーニングをじっくりやっているためか、少し筋肉痛があるが、NPがLSDペースを超えたのでgood。

そこから、まずは朝比奈切通し。
切通しの手前の坂は出し切らないようにZ5に抑えてじわじわ踏んでいく。右脚の付け根の動きが悪いと思ったら、案の定左右差が大きい。
>0:01:20/0.60km 52.9% 274.7w 52.4:47.6 (14.0+12.8)N*m NP289.1w 97.4rpm
そして、朝比奈切通しでは全開までは行かないものの、Z6でしっかり追い込む。
>0:02:07/0.60km 53.0% 319.9w 51.3:48.7 (20.5+19.5)N*m NP321.7w 77.2rpm
ダンシング主体でしっかり踏み込んでいく。インターバル前の前菜として、最後に葉桜団地。一番良かった時はStrava上で2:31だが、今回は2:44。後のことを考えて全開ではないことを考えると、割と良いタイムかも。
>0:02:33/0.68km 56.3% 323.2w 50.6:49.4 (23.6+23.0)N*m NP322.2w 66.4%
更に絶対パワーを上げたいが、ひとまず、身体が少しでも戻ってきたことが嬉しい。

国際村は途中のトンネルまでの約3分のインターバルを3本。3本ともしっかりパワーをそろえることを意識。
>0:03:27/1.07km 58.4% 290.6w 50.8:49.2 (14.9+14.4)N*m NP291.8w 95.3rpm
>0:03:28/1.05km 57.4% 283.0w 50.4:49.6 (15.3+15.0)N*m NP283.8w 89.9rpm
>0:03:35/1.06km 56.4% 273.1w 50.2:49.8 (14.9+14.8)N*m NP276.3w 88.3rpm
今回は後輩が初国際村だったので、1本目は全引き、2本目はローテを回し、3本目もローテを回していたものの、最後2~3秒はなされてゴール。最近はあまり乗れていないらしいとはいえ、JPTを走っていたこともある選手だけあって、最後しっかり上げてくる安定感がとても刺激になった。三本目、ぎりぎりで(全盛期の)Z4まで下がってしまった。インターバル能力を戻すことが九チャレまでの残り2週間の大きな課題である。

そのあとはお決まりのカフェタイム。今回はアーセンプレイス子安の里。やや値段が高いかと思いきや、味は確かにおいしいので、お気に入りの店である。
今回はカフェラテとパンを頂く。口当たりがよく、しかし甘すぎず、また苦すぎない、絶妙なカフェラテである。
そして、軽くサイクリングしようという事になり、立石公園へ。
今日はとてもよく晴れており、景色がきれいだった。少し海岸沿いを走りたくなったが、とても渋滞していたので、素直に帰路につく。
後輩と別れたところで某JPTチームの選手と遭遇。とてもキレの良い走りだったのでお願いして後ろに付かせてもらったところ、たまたま帰る方向が同じだったので、20㎞近く引きずりまわして下さった。
>44:51/16.664km 143w 98rpm、恐らくNP200w前後。
良い感じのペースで走っていたかと思うと、そこからさらにペースアップ、という事を繰り返しており、久々に平地でしばしば付き切れしながら良い感じのペースで進む。そういえばJPTチームの練習ってこんな感じだったな、と思いながら、限界まで脚を使い切った。


今日は元JPT選手、現役JPT選手の助けを借りながら、限界まで脚を使い切れた充実したトレーニングとなった。そして、ソリア域のインターバル能力がまだ戻ってきていないという課題も浮き彫りになったので、残り2週間でうまく調整して仕上げていこう。
一緒に走って下さった方々、ありがとうございました!

2018年3月1日木曜日

3/1 ローラーの記録

30'30 IF0.657/TSS22

LSD 20min
>0:20:00 40.8% 195.3w 51.1:48.9 (9.5+9.1)N*m 100.4rpm

今日も早朝にファンクショナルトレーニングからのLSD。今日は限りなくTempoに近い領域で。やや追い込んでいる感があったので心拍数を取って、現状FTPの推定を行うべきだったと若干後悔。 
とはいえ、少しずつ体が戻ってきた感じがあり非常にうれしい。前回のトレーニングのデータを見る限り、インターバル力がまだ戻っていないので、レース参戦はかなり迷うところであるが、来週旅行で練習を休むことになるので、今週追い込み、2週後に最後の仕上げができると踏んで、九州チャレンジロードにエントリー。ここ2年間、毎年エントリーし、全日本出場権に届きそうで届かない順位を推移しているので、今年も再挑戦。
過去3年で最も状態が悪い中での出場になるが、テクニックでカバーしながら集団前方で展開し、チャンスをうかがいたい。
応援よろしくお願いします!

第28回西日本チャレンジサイクルロードレース A-M 15位

第28回西日本チャレンジサイクルロードレース A-M 15位(33人出走、24人完走) 1:42:38 (+1:48)   S-Works Tarmac SL8 Roval Rapide CLX II S-Works Turbo Rapidair 2BR, 700x26mm F:...