A-E 29位完走(61名出走35人完走) 1:47'31.689(+3'37) 37.94km/h
data:1:48'02/66.997km RI0.816/TriScore120(IF0.87/TSS137.4) W'81%
data:1:48'02/66.997km RI0.816/TriScore120(IF0.87/TSS137.4) W'81%
-----
起床時心拍76
起床時心拍76
Bora One 35mm w/ Corsa CX 25mm F:6.8bar, R:7.0bar
53-39*11-25
53-39*11-25
ポカリスエット500mL*2
梅丹 クリアプロ(赤)*2、赤*2
-----
コンディションを上げて臨んだ九州チャレンジ、集団内で鹿屋の猛攻に耐え続けていたものの、ラスト一周で脚が攣り、下位完走となりました。
週末にかけて、日常生活の忙しさの兼ね合いで、少し睡眠時間を削っていたものの、平日1日だけ休みをとって2日前に現地入りし、しっかりカーボローディングするとともに、前日には桜島付近で最終調整をし、良い感触のまま迎えた九州チャレンジ。
アップの段階で体が軽く、知り合いにコンディションを聞かれたら無難に答えるが、会話の中で勝ちを狙う、と自信を示す、自転車乗りあるあるな感じ。ただ、運転の疲れか、寒さか、もしくはレースを想定して急勾配の登りでアップをしたせいか、この段階で少し足首付近を攣りそうなのが気になった(結果的に、レース中には関係なかった)。
レースの時は大分気温が上がってきたので、迷わず半袖短パン。スタート前にZenNutritionのBefore Activityを飲み、イナーメオイルも塗ることで体が動きやすい状態に。スタートは並びに行くのが遅かったせいで、集団後方。前方は鹿屋がしっかり固めている。
レース開始後、予想通りのハイペース。少しずつ前に位置を上げるが、だいぶ集団内が混とんとしている。U23のレースのような、粗削りな雰囲気。今回、恐らく完走者は半分くらいになると予想し、リスクを冒して無理して先頭まではいかないにしても、30番手以内に入るようにする。少しコーナーの立ち上がりで脚を使わされる感じはあったが、ポジションを維持する。何度か鹿屋中心にアタックがかかるが、今回一緒に出場しているチームヤーボーの中村選手がしっかりチェックに入ってくれる。U23の全日本を完走しているだけあって、鹿屋の力勝負にしっかり食らいついていて、後ろで見ていて心強かった。また、世界選を一緒に完走した、元早稲田の井上君も前に上がってきてくれ、一緒にポジションをキープする。
しかし、問題は上り坂。昨年より長く、勾配もきついにもかかわらず、鹿屋が一気にペースを上げる。昨年の一周目は1:09/332w(98rpm)だったのに、今回は1:31/358w(100rpm)で1分では397wも出ている。オールアウト気味になりながらどうにか後方でクリア。感触的にはギアが足りない重さだったが、トルクでごまかしつつ、回し切ってこらえた感じ。その後のホームストレートでは中切れが起きていたが、少しずつ埋めて、橋の段階でトップ集団に復帰。僕自身、こう見えてもクライマーではなくオールラウンダー~ルーラーなので、この登りは結構ハンデになる。
とはいえ、二周目でも集団は落ち着かず、もう少しポジションを前にする。前にすると少しはコーナーが楽だが、結局立ち上がりで集団を伸ばそうとする動きがあるので、前を引かない限り変わらない感じ。食らいつくのみ。昨年は割と早めに逃げが決まったことで二周目で一気に落ち着き1:13/300w(91rpm)と、普通に耐えられるペースになったが、今回は再び鹿屋中心にペースアップがかかり1:36/356w(98rpm)とまだまだキツイ。再び平坦区間で中切れを埋めながら再びオールアウト気味になりながらも先頭集団に復帰。登りを前で登れないとかなり脚を削られるが、実力的に後方に追いやられてしまう。
ともかく、集団内ではケイデンスをいろいろ変えながら脚を回復させる。このあたりで梅丹注入。まだまだ余計なアタックがかかり、集団が安定しない。既に少人数の逃げは決まっているはずなのだが、鹿屋中心に、とにかく積極的な展開にしたい模様。集団も一気に人数が減り、恐らく40人を切っている感じ。集団の後ろの数人は、かなり脚が削られている感じがするので、最後尾には絶対にならないようにうまく立ち回る。
きつい下りからの平地で、少し緩んだ感じがあるので、先頭まで上がるが、前を引く余裕はないので、良い感じの位置をキープ。3回目の登りは、前目で入ったこともあり、少し楽をさせてもらうが、それでも1:41/329w(94rpm)。ギアが足りない...さらに言えば、昨年は1:15/303w(94rpm)と、もう楽勝な感じだったのと比べると、負荷としてはかなり高い。
何度かオールアウト気味になり、少し意識がもうろうとしている感じがあるが、しっかり集団内で位置をキープ。ただ、やはり登りで遅れて平地で前に出ての繰り返しで、無駄な動きが多い印象。やはり、このコースは平坦基調かと思いきや登れる選手の方が有利。ただ、コーナーも慣れてきて、少しだけ脚を溜められるようになってきた。集団が少し落ち着いてきたので、取れるうちに取る、という事でもう一度梅丹注入。
4周目5周目はもはやきつくて覚えていないが、何度か小さいアタックがかかり、登りも少しペースが上がった。データ的にも1:36/343w, 1:39/328wと早いまま。やはり登り終わりで位置が後ろすぎるが、集団が小さくなったことで、そこまで脚を使わずに済むようになる。一緒に全日本資格を獲ろう、と意気込んでいたチームヤーボーの内田選手と少しだけ会話を交わす。考えていることは一緒で、やはり今年は速いですね、という感じ。動きを見ている感じ、かなり調子がよさそう。正直僕よりも脚を使わずに集団前方をキープしている。やはり登れるかどうかが境目になっている感じ。
6周目に入り、もう一度梅丹注入。ただ、もうかなり酸欠状態。途中、前の選手の横方向の動きに気付かず、ホイールをはすらせ、バランスが崩れ、だいぶ長時間ハスったまま走ったが、相手がうまかったお陰で、どうにかお互い落車せずに済む。レース後謝罪に行ったら、クイックにぶつかっただけのようで、助かった。決して無理な斜行ではなかったので、僕自身の集中力に問題があったと思う。ぶつかった方、そしてびっくりさせてしまった集団内の方々申し訳ありませんでした。
ただ、さすがにボーラは強く、若干振れが出たとはいえブレーキに擦ったりするレベルではなく、コーナーの感触もほとんど変わらず、そのままレース続行。
ただ、さすがにボーラは強く、若干振れが出たとはいえブレーキに擦ったりするレベルではなく、コーナーの感触もほとんど変わらず、そのままレース続行。
しかし、落車しないように体幹でしっかり押さえたせいで腰回りの筋肉が攣り始めるし、集中力が落ちてきたせいで、下りを後ろで入る事が多くなってきて、平地で脚を使わされ始めた。良くない徴候。登りでも、ペースはそこまで上がっていないものの、ほぼ限界。データ的にも1:45/323w(85rpm)と、ペースは落ちているのに、シッティングで回せなくなってきて、ダンシングでごまかしているのは一目瞭然。当然ながら、四頭筋を中心に攣り始めの兆候が出始める。スポドリを多めに飲むように意識するが、疲労がたまっているのは間違いない。そしてなぜか、再び鹿屋や明星を中心に小アタックが頻発し始める。大分雲行きが怪しいが、あと一回だけ登りを耐えれば、最終周は気合でどうにかできるだろう、と腹をくくって臨む。脚が動かないので、集団内で上手く立ち回って上りに備える。1:47/306w(86rpm)。やはりシッティングではどうにもならず、ダンシングでごまかすが、ついに、集団から離れてしまう。しかし、ここで、出し切って下がってきた中村選手が、最後の力を振り絞って、集団復帰を手伝ってくれた。ありがとうございました。
ただ、もう集団前方に上がっていく力はほとんど残っておらず、アタックによりペースが安定しない集団の中で、どうにか立ち回っていたが、下った先の立ち上がりで、ダンシングが全くできず、ついに千切れてしまった。シッティングで回して耐えるが、ペースが上がった集団は離れていくのみ。後ろに着いていたドクターカーに抜かれた時には、悔しくて何か叫んでいた気がするが、脚がどうしても動かない。四頭筋は完全に攣って、かといって殿筋もふくらはぎも攣りそうで、もはや登れない。ただここまで来てリタイアというのもさすがにないので、休むダンシングでごまかして、スローペースで登る。2:22/238w(68rpm)。何があったんだという遅さ。
ホームストレートでは最後の力を振り絞って、辛うじてゴール。集団から1分弱離されて、とはいえ後ろの人たちには追い付かれずにゴール。
今回、知り合いやそうでない方、地元の方など、本当に多くの方にご声援を受け、どうにかゴールすることができました。ありがとうございました。またアシストを買って出てくれたチームヤーボーの中村選手には本当に頭が上がりません。残念ながら、結果を残すことが出来ず、大変悔しいレースになってしまいましたし、リザルト的にも昨年より落としてしまったものの、データ的にはかなりの成長がみられているのも事実なので、これで引退、などとはせずに、出来る範囲でもうひと頑張りしていこうと思います。
迷ったものの、3週間後のチャレンジロードにエントリーすることにしました。成長をリザルトで示せるよう、精進していこうと思います。引き続き、応援・ご支援よろしくお願いします。