2024年6月24日月曜日

6/23 第92回 全日本選手権 MM30+40 42位(MM30 17位)

第92回 全日本自転車競技選手権大会ロード・レース
MM 30~39 + 40~49 42位(73人出走、64人完走、フルラップ完走53人、MM 30~39 17位)
修善寺8㎞コース 7周56km 1:54:28(+11:51)

S-Works Tarmac SL8
Roval Rapide CLX II
ハッチンソン BLACKBIRD, 700x28C F: 4.2bar, R: 4.6bar
54*40, 11-30T (レース中、インナー未使用)
重量 7.0kg

WINZONE 4本(内、1本はカフェイン入り)、アミノザウルス Elite 03 2本
ポカリスエット 750mL + パラチノース 10g *2本(うち1本は中身を捨てて250mLに)

体重57.0kg, 体脂肪率 5.6%
 
 1:54:37/54.3km 1556m TSS168 IF0.94 NP240w 1345kJ
 
今シーズン一番の山場ともいえる全日本マスターズ、無事完走しました。 

先週のニセコに続き、レベルが高いレースが続く中で、少なくとも体組成、パワーデータ的には今できるベストな状態まで持ってくることが出来た。一点誤算だったのは、ニセコの疲労と、その後の仕事の忙しさ、特に当直で寝られなかった影響か、1週間弱、ずっと風邪気味だったこと。ただ、それを言い訳にしたくなかったので、週の後半は最低9時間の睡眠時間を取り、カロナールなど、ドーピングに当たらない消炎鎮痛薬を用いて最後の最後までコンディションを戻そうと努力した。
レース前日の試走の段階で、ほぼ感冒症状は消えており、身体も軽く動く状態。ただ、休みすぎたせいか、心拍が上がりやすい。その中で、出来ることを考えつつ、また天候の関係で荒れるレースになるだろうから、空気圧などを慎重に確かめながら準備をした。
 
レース当日は、耳栓をして9時間みっちり眠って、また、サイテルに泊まったことを生かしてギリギリまで寝ることが出来た。6:00から、少し遅い朝食を取り、JCFからのレース開催可否の連絡を待つ。特に連絡がないため、そのままローラーでアップを行う。疲労をためたくないので15分という短時間の中でしっかり温める。イナーメオイルを塗り、2RUN、ZEN Before Activityを飲んだうえで、ウインドブレーカーを着たままCSCに向かった。
修善寺の8㎞コースは急こう配かつやや荒れた路面の下りがあり、特に僕のような軽量級選手にとっては、リアが少し滑るような感覚があって怖いので、先週と比べても、特にリアの空気圧を下げた。サポートをお願いしていた後輩が傘をさしてくれ、レース開始を待つ。西チャレの結果ニセコの結果を踏まえると、今の自分の位置は先頭集団の最後方にぎりぎり残れず、その少し後ろの集団でのゴール、というのが最も考えられるシナリオだったため、とにかく序盤から脚を使わないように、単独にならないように意識する。
スタートの号砲が鳴ったら、集団が縦に伸びるが、集団後方にへばりつく。ここから後がパラパラと千切れる、というキワの位置を見極めてついて行く。コースの後半になるにつれて、その位置も若干怪しいというか、グルペットが形成される空気があったので、それに従い、1周目完了時には集団後方がギリギリ見える位置のグルペットに入った。あとは完走を目指して、集団からラップされないペースを保つことが大切になる。ただでさえサバイバルなコースなのに、悪天候で更にサバイバル化することが予想され、ただトラブルなく完走するだけで、自然と、今の位置より順位が上がることが見込まれる。なので、落車しないように、パンクしないように、と細心の注意を払う。具体的には余裕がなくなるようなオーバーペースにならないようにセーブする、ラインを見極める、無駄な変速はしない、とそれだけを意識しながら走り続けた。
この時点でレース展開から外れてしまったが、やはり、予想通りというべきか、グルペット内でも、登りでペースを上げて前に進んでいく選手、下りで派手に落車する選手、チェーン落ちする選手など、トラブルが起こる選手がいて、ただ安全に走ることの重要さを感じさせられた。
適宜補給食を取り、また、脚がつらないようにシッティングとダンシングを使い分けながら1周1周を消化し、どうにか、ラスト周回に入ることが出来た。そこで踏み辞めた人もいたので、最後は3人の小集団になり、そのまま進んで、とはいえ、前を引く余裕がなく、最後の方は着き位置になってしまったのでスプリントはせずにゴールした。用意したドリンクも丁度飲み切り、計算どおり終えられたレースだった。勝った選手が良く、針の穴に糸を通す、と表現するが、僕のレベルだと、完走のためにも針の穴に糸を通すような、ミスのない走りが求められるので、レース後はとにかく、それを完遂できたことにほっとした。
 
もちろん、この順位で満足できるわけではないし、あと1%でも2%でも出力を上げられれば集団に残ることが見えてきたり、大幅に順位が上がったりすると思うのでもどかしい面はある。とはいえ、今の環境の中でも、毎年毎年数%ずつ、成長できてはいるので、今年より来年がより良いシーズンになるよう、あきらめずに努力していきたい。
今回は家族、後輩など、多くの関係者に会場来てもらいサポート頂きました。また、PCG Japanの南部コーチ、Mobuilt Training Gymの井清コーチにはいつも通り多大なる支援を頂きました。そして写真を撮ってくださった方々、ゴール後に声をかけて下さった知人・友人など、様々な方に支えられて競技を出来ていることを実感できたレースでした。ありがとうございました。引き続き、応援よろしくお願いします。

ツールドふくしま2024 ふくしま160 3位

ツールドふくしま2024 ふくしま160 3位(17人出走、12人完走):240では28位相当 5:01'40 (+9'42) S-Works Tarmac SL8 Roval Rapide CLX II ハッチンソン BLACKBIRD, 700x28C F: ...