2017年2月18日土曜日

2/18 実走の記録

7:23'33/179.457km RI0.625/TriScore346(Training PeaksではIF0.70/TSS344.8)

東京Ventos チーム練

つてで、今回もTokyo Ventosのトレーニングに参加させて頂く。 体制が変わり、メンバーが大きく入れ替わったにも関わらず、引き続き参加を認めて頂きありがとうございました。

今回は神奈川方面でのトレーニング。
昨日、コンディションを上げる系のトレーニングをしようとして、途中でコンディションの悪さを感じて中断した状態だったが、今日の起床時も、相変わらず少し疲れがあった。2日連続で少し睡眠時間が短かったためだろう。起床時心拍は59bpmと普段通り。

余裕を持って家を出たため、身体を温めることを意識しながら集合場所まで脚を回していく。
集合場所からは、淡々と市街地を抜け、練習場所まで向かう。最初は平地のITT。JET選手が前半、JPT選手が後半になるような順で出走したので、真ん中に入れさせて頂いた。

-平地ITT
>0:11:18/7.71km 47.8% 249.0w 50.0:50.0 21.8N*m NP267.7w 110.2rpm av.40.9km/h

30sごとに選手が出走していく形で実施。知らないうちにペダリングモニターの片側の電池が切れ、計測は左のみ(ペダリングコピー機能を使用)。序盤は良い感じで飛ばしたが、信号待ちなどでリズムが崩され、最終的にはまずまずな感じ。とはいえ、相変わらずTTは得意なので、良い感触を得ることができた。 
次はその近くの坂でソリア反復。

-ソリア ペース走
>0:05:38 54.3% 308.3w 50.0:50.0 37.0N*m NP311.2w 82.7rpm
>0:05:55 57.5% 290.3w 50.0:50.0 36.4N*m NP293.4w 79.0rpm
>0:05:47 60.7% 295.8w 50.0:50.0 36.0N*m NP302.6w 81.4rpm

最大心拍の80%程度で出し切らず、という指示だったが、今は心拍数計を使っていないので、3本のタイムを揃える事と、パワーを見てピークパワーの9割程度に抑える事、前の選手を追い越すときに声をかけるなど、ギリギリ声を出せることを確認する、などの事を意識して実施した。2人組で、今回はJPT選手と組ませて頂いた。急勾配の登りで、あまり得意ではないものの、VO2max域のインターバルをしたかったことや、基礎期中期~後期という事で高トルクのトレーニングをしたかったこともあり、ちょうど自分のニーズとも一致していたので、極力シッティングで、垂れてきたらダンシングでリズムを作りながら、一定ペース~後半上げる、という事を意識した。

とはいえ、少し一本目上げすぎた、と感じたことや、3本目でいきなり足が動かなくなったと感じたので、よくよくデータを解析すると、ダンシング率が48.4%→35.6%→23.4%と一本目は少し上げすぎたようだ。2本目→3本目→1本目のようなパワーに出来ればかなり理想的だった。とはいえ、どちらにせよ、かなり良いトレーニングになった。また、よくよく考えると、この後の休憩の際、かなりお腹が空いていたので、3本目はハンガーノックになりかけていたと思われる。実際、この後、ご飯を食べたにもかかわらず、パワーが出なくなっている。

そのパワーが出ないと感じた某周回コースでのトレーニング。平地や下りは良いが、登りでやけに踏めなくなった。もちろんトルクが求められる登りで、苦手ということもあるが、データを見ると、後半になるにつれ、徐々にダンシング率を上げてごまかしている。

-ペース走→レース走
>1:12:43/31.68km 50.0% 169.8w 50.0:50.0 19.8N*m NP206.2w 85.6rpm

今回は、途中で一度全選手が集合して、アタックをかけあって、集団を分けたが、踏み切れず、後ろの集団になってしまった事で、後半はユース選手と走ることになったし、そこでも大分きつかった。そして、やはり乗り込み量が全然違うJPT選手たちは、このアタックからの高速周回でもずっと先頭でペースを作っており、地脚の差を見せられてしまった。本当はLSDをしっかりすることで燃費を改善する事が肝要だろうが、今の状況ではそうもいっていられないのでTempo域やFTP域のトレーニングを更に積み上げる事でごまかしていくしかない。全日本ロードみたいな距離になった時に、初めてここの差が表れると思うので、普段はあまり意識しづらい部分だが、数値に表れない、本当の意味での選手の強さを表す部分だと思うので、出来る範囲で差を詰めていくと共に、普段出場するレースの距離では、この領域より優先する部分があるので、その点は優先的にトレーニングしていこう。

ともかく、トレーニング量が減って、データ上では進化していても、本質的な部分で、選手としての力が落ちてきているのでは、と最近懸念していたが、まだどうにか選手を続けられる力は残っている、と確認できたのは有意義だった。 実際、後半もLSD不足を、頻繁な補給で糖質を使うことで埋めればどうにかなるだろうし、もちろん強くなるための本質的なトレーニングは続けなければならないが、量の差を頭を使って埋めていく事で、今シーズンもどうにか対応していきたい。

そこからは、普段ならばつい休憩回数を多くしてしまうところを我慢して、出来るだけ少ない補給で、平均ワットを見ながらペースを落とさないように家までLSD。この部分を無駄にするほどトレーニング量に余裕がないことが改めて確認できたので、意識的に脚を回した。最後に〆のスプリント。

-登りスプリント
>0:00:15 56.0% 601.5w max.768.7w 50.0:50.0 53.4N*m 108.8rpm

トルク、ケイデンス共に悪くはないが、もうワンランク、レベルの高いスプリントを出来るように、引き続き筋トレや高ケイデンストレーニングを継続したい。
一緒にトレーニングして下さった方々、ありがとうございました。また、トレーニングに帯同し、いろいろご指導下さった二戸監督、ありがとうございました。

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最近、cyclowiredの山村選手のインタビューを見て、非常に共感した。僕自身も、部活引退当初はJETを走って勝ち上がっていき、JPTを目指す、といった、いわゆる日本のプロ選手を目指す標準的なルートを目指すことも考えていたが、いろいろ考えたうえで、そのような古典的なルートをたどって、自転車を中心として学業も含めた日常生活を設計するよりも、自分がやりたい幾つかの事を両立しながら、その中で自分のバリューの一つとして自転車を提示できるようなやり方を模索して、今の、プロやセミプロと同じ土俵で戦うという意味ではJCFのレースを中心に走り、その中で全日本エリートを目指し、一方アマチュアとしては世界選手権を目指す、という活動内容に落ち着いた。
もちろん最低限の結果を出さないと、ただの中途半端な取り組みに終わってしまうので、その点に注意しつつ、自分の引き出しの一つとして自転車競技を提示できるように、引き続き頑張ろうと改めて感じた。

10/2 - 10/14 ローラー&実走の記録

10/2 1:17:27/34.7km TSS120 IF0.96 769kJ   Tempo Break away in the race --------- MS1: 1×23-43分Race Tempo 20秒ダッシュ(>380W)と40秒テンポ(190-230...