個人TT 年代別4位(34人出走33人完走)
13.8km 20'20"69(+55"03) 40.72km/h
av. 244.3w NP253.1w
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フレーム:Casati Vinci 総重量8.34kg
ホイール
-F:キシリウムプロカーボン w/ IRC formula pro light 6bar
-R:シマノプロTextreme w/ コンチネンタル podium TT 6.5bar
パワーメーター:パイオニア 左のみ
ギア:54-42×11-28
補給:水750mL(消費量150mL程度)
体重57.3kg、体脂肪率5.7% (レース後、夜に計測)
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初のUCI公認となったニセコクラシックのTT、表彰台は逃したものの上位25%に入り、手堅く世界選手権出場を決めました。
今年は、相変わらず仕事と研究とで忙しく、タイムトライアルのような距離が短いレースで勝負しようと決めて、4月から3か月かけて、PeaksCoachingGroupの南部コーチと二人三脚でコンディションを整えてきた。今週は仕事との兼ね合いでほとんどローラーに乗れず、若干自信がなかったものの、前夜に現地入りしてコースの下見をし、Ignameのリカバリーピンクを塗って本番に備えた。
アップはスタート地点前の坂を二本ほど。5時に現地入りしてすぐ受付を済ませたものの、スタートが6時4分だったため、ほとんど時間が取れなかった。今回、機材に関しても急遽POWER KIDSさんからディスクホイールを借りることにしたので、アップで初めて使ったこともあり、トラブルを起こさないでくれ、と祈るような気持ちでスタート地点に並んだ。
スタート後は緩やかなアップダウン。登りもアウターでギリギリ行ける範囲なので、登りは300~320wくらいに抑えつつもしっかり踏んでいき、下りもパワーを落としすぎないように意識してスピードにのせていく。今回のコースは後半コーナーが多くてスピードに乗せにくいことが予想されたので、ここでタイムを稼ぐ。
前に選手が一人見えてきたので、じわじわ差を詰めていく。と言いつつも、そのころにはコーナーが連続するポイントに入ったので、落車に注意し、かなり減速し、コーナー明けですぐ踏みなおしてという走りを繰り返す。パワーメーターを見ながら踏みすぎないように調整した。今回は直前のメニューの結果から250wあたりを狙うと決めていたので、この辺からは平均ワットも意識して、きつさを感じながらも再度踏みなおした。きついギリギリのラインまで追い込んでコーナーで脚を休める感じで耐えた。
最後の直線でついに前の一人を射程にとらえたので、そのまま踏み込んでパスし、ゴール前でさらにもう一人前と並んでゴール。ゴールしたタイミングで2位。
追い込んだつもりではあったが、コーナーワークなど、まだ改善の余地があったな、と悔しさを感じながら結果が出るのを待つ。
結果的に外国人二人が相当強く、4位で表彰圏外に。
といいつつも、世界選手権に再び出場できるというのは大事な一歩だし、社会人になって練習量が少なくなった中で、強度さえ保てば距離が短いレースなら対応できる、ということを示せたのは個人的には大きな意味があった。
今回も、ご指導いただいたラバネロ高村監督、パワートレーニングを指導してくださったPeaksCoachingGroup南部コーチ、身体の使い方を指導してくださったHamsterSpin福田コーチ、ホイールを貸与してくださったPOWER KIDSさん、ヘルメットを貸与してくださった元東京ヴェントス北見選手、ローラー台をサポートして頂いているGrowTacさんなど、多くの方に支えられて結果を出すことができました。ありがとうございました。
このレースでは20分41㎞/hくらいであったが、本番は恐らく30分45㎞/hくらいは求められるだろうから、さらにパワーアップして前回出場時のようなビリ争いにならないように、しっかりトレーニングを積み上げていきたい。
仕事との両立は厳しい道のりではあるが、引き続き集中して頑張ります。応援よろしくお願いします!