2019年8月30日金曜日

8/30 UCI Gran Fondo World Championship 39/44位

UCI Gran Fondo World Championship ITT
39/44位 (総合257/432位)→リザルト
27:30'27 (+4:21'57)/18.3km 39.27km/h
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27'30/18.208km 38.5km/h av.254w NP256w IF0.96 419kJ 
→TrainingPeaksの値
フレーム:CASATI Vinci
ホイール:キシリウムプロカーボンUST / BOMA TH-DD
タイヤ:IRC formula pro tubeless light 5.5bar / Panaracer Race type A evo4 tubular 6.0bar
パワーメーター:4iiii podiiiium
補給:現地で調達したOSHEEというブランドの自転車用スポーツドリンク750mL
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3年ぶりの世界選手権、前回の26/27位よりは進化したものの、世界の強豪には全く歯が立たず、39/44位に終わりました。ぎりぎり最下位を免れ、ちょっとだけホッとしています笑

今年は月平均400㎞程度と昨年よりは増えたとはいえ学生時代の半分以下の距離しか乗れていないので、この世界選手権TTだけを目標にパワートレーニングを継続してきた。一番強かった時、20分では270w以上、NPであれば290w以上出せ、一応、TTも苦手ではない(と言いつつも全日本レベルでは最下位に近かったが)ということもあり、そこにどこまで近づけるか、ということを焦点にトレーニングを続けてきた。結果的に、20分256wと260w弱まで戻すことができ、今年の20分のピークも更新し、やるべきことはやれたと思う。プロの世界選手権で見ると(U23なども含め)、確かに日本人は勝負できていないかもしれないが、アマチュアレベルではそこまで悲惨ではないと思うので、地道なパワー向上と身体の動きの改善、空気抵抗低減でどこまで行けるか挑戦したい、という面もあった。

前置きが長くなったが、今回はポーランドでの開催で時差が大きいということで、夏休みとかぶせて2日前に現地入り、昨日、コースを丁寧に試走し、今日の本番に備えた。2日連続で8時間以上の睡眠時間を確保し、今日は午後からのスタートということで午前の試走の時間はスキップして、昼過ぎに現地入り、アップをしてオイルを塗って丁度スタート、という理想的なタイムスケジュールを実現できた。
スタート後は直角コーナーが続くので慎重に曲がり、最初の直線へ。調子が良かったので280wあたりを狙っていく。正直路面はあまりよくなく、前後25cで空気圧低め、としたもののどうしても軽量級の僕のような選手の場合は跳ねるせいで時々トルクが抜け、きつい割には平均ワットが上がってこない。最初のコーナーを曲がると強めの横風。苦手なシチュエーションではあるが、数少ない路面がきれいなポイントなので、同じワット数で踏み続け、やっと平均ワットが260wを超えてくる。直前のシミュレーションから考えてこのパワーが想定ワットになってくるので、きつさを体に覚えこませる。
この辺りで後ろの選手に抜かされる。後でリザルトを見ても10位台に入っている強い選手。こっちもしっかりパワーを出しているのにかなりの速度差で、出しているパワーが全然違うことが分かるから、自分のペースは乱さずに進む。
そこから、路面が荒れたコーナーが続く個所を落車せずにこなし、登り基調の直線へ。平均パワーを落とさないように270wあたりを狙って淡々と踏んでいく。折り返しで後ろの選手が迫ってきていることを確認。抜かれないように頑張るが、やっぱり抜かれる。。。ただ、そこまで速度差がないので、その選手を目標に踏み続ける。
その後のコーナーで減速不足で未舗装部分に突っ込んで少しタイムロスをしたが、立て直して、サーキット前最後の直線(といってもやや曲がりくねっているが)に。最初に書いた通り、ここは相当路面が荒れているので、かなり苦しむ。さっき抜かされた選手は完全に見えなくなったし、体感的にはかなり踏んでいるのにパワーは出ないし、身体への負荷が大きいからフォームが乱れているのを感じる。後5㎞、トラック競技なら5分程度、と自分に言い聞かせて走り切る。
サーキットに入る前にさらに1人に抜かされてしまった。リザルトではやはり10位台の選手。体格が違いすぎて勝てる気がしない。
スタート/ゴールが設置されたサーキットでは完全な向かい風で相当苦しむ。最後の2㎞程度なので出し切りたいところだが、全然踏めず、平均ワットが落ちていく。後でdataを見返しても、ここでかなり垂れてしまっている。
ゴール前、やっと追い風になったので、一瞬だけ持ち直してレース終了。

追い込み切った後の頭がくらくらして、視界がちかちかする感じ。水を受け取ったが半分も飲めずに返す。最下位も覚悟してクールダウンへ。想定パワー通りのパワーは出せたし、今できるベストは尽くしたし、なんといってもこの練習量で身体が少しずつ戻ってきているのはうれしいが、まだまだ積み上げなければいけない、なんて考えながらリザルトが出るのを待つ。どうにか最下位は免れたが、まだまだ先は長い。
パワートレーニングのおかげと、ファンクショナルトレーニングによる動きの改善で、少ない練習量の中では効率よくトレーニングできていると思うので、引き続き頑張りたいと思う。

一緒に遠征に行ってくださったRCCの相楽選手、トレーニングを指導してくださっているPeaksCoachingGroupの南部コーチHamsterSpinの福田さん、ラバネロの高村監督、ありがとうございました。また、一般サポートライダーとしてローラー台をご提供頂いているGrowtac様、僕も含めた少数の意見を採用して下さりTTジャージを作ってくださったBioracer様、ヘルメットを貸与して頂いている元TokyoVentosの某選手、友人と立ち上げたOne-up cerezo racingのスポンサー様等、多くの方のサポートでこのような結果を出すことができました。ありがとうございました。
引き続き、応援・ご支援よろしくお願いします。

4/11 - 4/22 ローラー&実走の記録

4/11 1:03:21 TSS60 IF0.76 535k SST CRISS-CROSS 2-3 x15min ------- MS1: 1-2 x 15分SSTクリスクロス レスト:5-10分 ケイデンス:自由 地形:平坦から緩斜面 2分SST(●●●-●●●W)...