第55回 高石杯 関東地域自転車道路競走大会
@群馬CSC 10周/60km
今シーズン初戦かつ最終戦として出場した高石杯、惨敗に終わりました。
社会人になって3年目の今年は、徐々にパワーが戻ってきたこともあり、数か月に1回レースに出ようと考えていたが、なかなか出場機会がないままこの時期になってしまった。そんな中で唯一エントリーした高石杯に向け、しっかり仕上げてきた。昨日はいつものPCGのPre Race Workを難なくこなし、自転車の方も駆動系をラバネロサプライヤーVipro’s のGherkin αで掃除、Keitenを塗って動きは万全だった。夜はいつものイナーメリカバリーオイルで身体をほぐして就寝した。
起床は、4時台に一度目が覚めたが、再度就寝し、予定通り5時過ぎには起床、昨晩早く寝たこともあり6時間の睡眠時間を確保。現地到着後、駐車場渋滞に巻き込まれたのが誤算だったが、試合1時間前には各種準備を終え、試走に向かった。前半の日陰区間で身体を冷やしてしまったが後半でしっかり踏んでいき身体を温める。調子は悪くなさそう。全体的に気温が低めなのでギリギリまで身体を温めようとCSC入口の坂を反復して身体を温める。ちなみにやけにダンシングがきれいな選手がいるなと思ったら鈴木真理選手だった。やはりオーラが違う。
今回は出走人数が少ないこともあり、スタートは最前列左側を確保。クリートキャッチをややミスったが、そのまま前方付近でスタート。後ろから真理選手が上がってきて、 左側の空いているスペースから一気にダッシュ、集団先頭に躍り出た。出し切らないように反応し、真理選手に連なっていた作新学院など真理選手の教え子たち?の後ろを確保、そのまま、前10人くらいがきれいに抜け出す。下りで真理選手がさらに踏んだため、やや間をあけてしまいつつもついていくが速すぎてキツイ。そのまま登り区間に入るが、全然休めず、後ろから集団が追いついてくる。その集団に付き切れしてしまい、1周目中盤でレース終了。ちなみに集団前方から前5人がそのまま抜け出して逃げになったようなので、あのパックにとどまれれば展開に加われたという意味で、脚のなさが悔やまれる。
なお、下りのスピードはトップレベルの選手と比べるとまだまだではあるが、少なくとも恐怖心はなく下れたのは収穫だった。ただ、やはりというべきか、学生時代のトップコンディションでやっと完走できるかどうかというレベルのレースに、ほとんど乗れていない状態で参加しているわけだから、さすがに一瞬で終わってしまった。また今回は集団の脚がそろっていたこともあり、グルペットができなかったのも誤算だった。結局、千切れた人たちは単独走をしており、なすすべがなかった。 せっかく調子が上がってきたので、到達したい領域を体験できるレースではなく、しっかり自分が勝負に加われるレースに出て勝負勘を戻さないと、いい加減DNFの癖がついてしまうので、次戦をどうするかはよく考えようと思う。せっかく身体が戻ってきているから、学生時代のように出場レースのレベルを少しずつステップアップして、もう一度、全日本ロードやGF世界選手権を目指していきたいと思った。
ちなみにホームストレートでレースを観戦していたところ、真理選手はずっとメイン集団後方で集団を見守ったうえで、最後はしっかりトップ10フィニッシュしており、やはり走りのうまさが全然違うなと思った。レース展開を作りしっかり上位で完走できるという、プロの走りを間近で見ることができ有意義だった。
今日も応援してくださった方々、声をかけて下さった知り合いの方々、ありがとうございました!引き続き地道にトレーニングを重ねていきますので、よろしくお願いします。
最後に余談であるが、昨日整備後に自転車重量を測ったら8.2㎏もあった。学連時代はボーラ35 + 23Cチューブラーで7.6kgだったので、やはりチューブレス + 28Cの効果でだいぶ重くなってしまっている(ハンドルやシートポストなど、他の部品はむしろ当時より軽量化できているため;しいて言えばサドルが、当時好んでいたselle italiaのフライトからSMPのF30Cになっているので重くなっている)。フレームがまだまだ現役である以上、軽量ディスクロードに買い替えるのももったいないので、細かいパーツを軽量化して引き続き乗り続けていきたいと思う。