2016年9月29日木曜日

9/29 ローラーの記録

35'41 IF0.728/TSS32

VO2MAX INTERVALS – 3 Minutes Z5(JP)

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MS1: VO2max インターバル。まずはワークアウトを中断なしにできる道を探そう。
5 x 3分のインターバル。VO2Max。
レストは3分。
>0:03:02 55.7% 279.2w 49.0:51.0 (13.2+13.7)N*m NP280.6w 99.3rpm
>0:03:00 55.6% 281.8w 49.2:50.8 (13.1+13.6)N*m NP281.9w 100.9rpm
>0:03:00 55.2% 284.3w 49.4:50.6 (13.2+13.5)N*m NP286.5w 101.9rpm
出力がFTP以下になったら終了。
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忙しいのでコツコツ積み上げるのみ。本当は5本くらいやりたいが、まだ本調子ではないので、まずは3本で、前回以上の数値を目指す。今回平均281.8wで、前回(9/23)比+1.4%。調子が良いときに比べると圧倒的にパワーは低いが、少しずつ上げていこう。

2016年9月28日水曜日

9/28 ローラーの記録

35'09 IF0.726/TSS31

SST 1×10min then HIIT 40/20(short)

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MS1: 1*(10+5分) SST+HIIT=15分
SST 10分
>0:10:00 52.3% 232.9w 48.6:51.4 (11.4+12.0)N*m NP235.0w 94.8rpm
(レストなし)HIIT(40sec ON/20sec OFF)x5
>0:00:40 56.1% 342.4w 48.9:51.1 (15.3+15.9)N*m NP349.2w 104.6rpm
>0:00:40 54.1% 326.7w 49.4:50.6 (15.0+15.1)N*m NP355.3w 101.8rpm
>0:00:40 55.3% 323.8w 48.7:51.3 (14.8+15.5)N*m NP354.1w 99.6rpm
>0:00:40 54.7% 294.2w 49.7:50.3 (14.7+14.5)N*m NP323.4w 94.4rpm
>0:00:40 52.8% 299.2w 49.6:50.4 (14.1+14.3)N*m NP345.2w 96.0rpm
---------

忙しいので短時間のメニューをコツコツ積み重ねる。疲労がたまり気味で脚は全然動かない。恐らく睡眠不足だろう。今週来週は少ないTSSを積み重ねて、10月の三連休で一気に身体を戻したい。

2016年9月23日金曜日

9/23 ローラーの記録

1:05'13 IF0.732/TSS60

Sweet Spot w/ Burst & VO2MAX INTERVALS – 3 Minutes Z5(JP)

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MS1:1 x 15分(88-94%FTP)
1分50秒ごとに10秒のバーストを入れよう。
バーストのケイデンスは115-125rpm
パワーは120%FTPで
地形:緩い登り
>0:15:00 54.1% 241.1w 49.1:50.9 (12.3+12.8)N*m NP242.2w 91.5rpm
-------------
MS2: VO2max インターバル。まずはワークアウトを中断なしにできる道を探そう。
3 x 3分のインターバル。VO2Max。
レストは3分。
出力がFTP以下になったら終了。
>0:03:00 61.3% 283.9w 49.3:50.7 (14.6+15.0)N*m NP286.1w 91.5rpm
>0:03:00 62.8% 278.8w 49.4:50.6 (14.5+14.9)N*m NP279.5w 90.4rpm
>0:03:00 62.8w 271.3w 49.9:50.1 (14.6+14.7)N*m NP276.6w 88.2rpm
-------

週末乗れなさそうなのでローラーでみっちりとレーニング。今日からはロードバイクにパイオニア左右を装着してトレーニング。
少し腹筋がきつく、呼吸がつらかったため、垂れ気味だが、そこまで調子が悪い感じではなかった。引き続き継続してトレーニングしていこう。

2016年9月21日水曜日

9/21 実走の記録

5:38'28/139.234km IF0.641/TSS268 W'83%

今日は、カフェライドと称してツールドおきなわ(UCI1.2)完走者とインカレ完走者という、二人の長距離系最強レベルの後輩を誘ってトレーニング。ほぼ3週間ぶりの実走&ロードバイク。

まずは集合場所まで踏んでいくが、いまいち調子が上がらない。そもそも、メインPCのHDDをSSDに換装するため、昨晩はデータバックアップをしており、ずっと外付けHDDを動かしていたからうるさく、結局ほとんど寝られていないという状況。遅刻回避のために登りで何度かもがいたが、平地ではスピードに乗らない。
L6 MATCH 01:03 (341w 4 kJ)


少し遅刻して登場し、そのまま尾根幹。ところどころで元気が良い後輩が仕掛けてきたが、基本はゆっくりペース。走れば走るほど調子が下がっていく感じだった。
L6 MATCH 01:43 (365w 10 kJ)

メディオ@大垂水
L5 MATCH 02:40 (304w 6 kJ)
L5 MATCH 04:00 (297w 7 kJ)
→L4 91% EFFORT of 09:10 (279 watts)/L5 93% EFFORT of 07:37 (293 watts)
>0:08:06 52.7% 289.8w 50.0:50.0 30.6N*m NP300.3w 92.0rpm
そこから大垂水へ。序盤はゆっくりペースだったが、いつもの計測ポイントから前に出て少しペースアップしたら、一人がアタック。それについていき二人で逃げる。 しかし、もう一人もじわじわ追いついてきて、さっきアタックした後輩も後ろに下がったので、そこからはミドルレベルで先頭固定で引く。調子が悪い時に追い込む為にはこのレベルで我慢するしかない。ずっとダンシングだったが、それ自体、調子が悪い証拠。
ゴール前で一人がアタックし、その後にアタックをしたが、結局垂れて、2人に抜かされてゴール。

そこから、後輩おすすめのZEBRA Coffee & Croissantでおいしいコーヒーを頂く。非常においしかった。 


二人は帰る気満々だったが、今日を逃すと再び3週間ほど実走できなくなる可能性があるので、説得して牧馬峠へ。
メディオ@牧馬峠
L5 MATCH 01:43 (302w 3 kJ)
L6 MATCH 02:56 (320w 9 kJ)
→L4 88% EFFORT of 07:31 (279 watts)/L5 93% EFFORT of 06:53 (297 watts)
>0:06:57 55.3% 296.2w 50.0:50.0 34.6N*m NP305.4w 86.6rpm
いまいちキレがないが、じわじわ踏んでいく。後輩のアタックについていけずわずかに離されて三着。その代わり、交換したばかりのタイヤのテストも兼ねて、下りは危なくない範囲で攻めた。

そこからは何度か仕掛けあいながら帰る。二人とも強い。ソリア域が全然踏めず...
L7 MATCH 00:10 (468w 2 kJ)
L7 MATCH 00:38 (411w 5 kJ)
L6 MATCH 00:40 (393w 5 kJ)

二人と別れてからは登りスプリントを何度か試みるものの、全然かからずに終わる。
スプリント
>0:00:17 60.3% 674.5w max.829.4w 50.0:50.0 60.0N*m 107.8rpm
L7 MATCH 00:16 (693w 6 kJ)
>0:00:32 53.0% 435.2w max.625.9w 50.0:50.0 41.8N*m 99.3rpm
L7 MATCH 00:28 (464w 5 kJ)
>0:00:31 54.1% 543.6w max.676.4w 50.0:50.0 49.0N*m 105.9rpm
L7 MATCH 00:33 (526w 8 kJ)

感触的にはCTL,ATLが高い時の感じなのだが、現在は両方とも低い。原因不明の不調である。自転車の疲れと日常生活の疲れのオーバーラップで、オーバートレーニング症候群になりかけていて、そのギリギリのところをさまよっている、という可能性もあるので、慎重にトレーニングを進めていこうと思う。

後輩の一人に”老けましたね、痩せました?”と聞かれて、帰宅後体重計で測ったら、57.1kg/6.0%といつも通りであったので、疲れが顔に出ているのだろうか。注意したい。
とはいえ、エリートカテゴリーの選手として、意地でも大崩れしないように走った為、全体としては勝負所まで残れていたし、じわじわと踏み続けられていたので、そういった意味では、別にダメダメだったわけでは無い。なので、自信を失わずにジャパンカップに向けて、コンディションを整えていきたい。ともかく、実習が来週から猛烈に忙しくなるので、トレーニングは最小限にしてうまく乗り切り、3週間後から、必要十分なトレーニングによって最終調整をしていきたい。

全体的には非常に良いトレーニングだったと思う。付き合ってくれたお二方はどうもありがとうございました。

2016年9月20日火曜日

9/20 ローラーの記録

39'57 IF0.738/TSS36

Sweet Spot w/ Burst 1:30:00

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MS1:2 x 20-30分(88-94%FTP)
1分50秒ごとに10秒のバーストを入れよう。
バーストのケイデンスは115-125rpm
パワーは120%FTPで
地形:緩い登り
>0:20:03 47.5% 228.2w 50.0:50.0 23.0N*m NP230.3w 94.6rpm
-------------

引き続きTTバイクで。今回はスピード強化という裏目標のため、ずっとギア比を変えずに実施。恐らくトラックの練習はあのフォームかつ同じギア比でもがき続けるから効果が出るのだと思う。今はバンクに行ける環境ではないので、TTバイクで疑似的に同じ環境を作るしかない。

疲労感が続くことについては思い当たる節があるので、今週から再びプロテインをホエイからソイに戻そうと思う。もちろん、そもそもTTバイクでのトレーニングが続いているので、数値以上に疲労がたまっているのは間違いないと思う。ジャパンカップを考えて、そろそろロードバイクに乗り換えて、効果を検証していきたい。

2016年9月19日月曜日

9/19 ローラーの記録

35'02 IF0.730/TSS31

VO2MAX INTERVALS – 3 Minutes Z5(JP)

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MS1: VO2max インターバル。まずはワークアウトを中断なしにできる道を探そう。
5 x 3分のインターバル。VO2Max。
レストは3分。
出力がFTP以下になったら終了。
>0:03:00 55.1% 277.9w 50.0:50.0 27.8N*m NP278.4w 95.7rpm
>0:03:00 57.4% 273.3w 50.0:50.0 27.8N*m NP275.2w 93.7rpm
>0:03:00 55.8% 280.4w 50.0:50.0 28.0N*m NP284.2w 95.7rpm
-------

 忙しかったのでソリア系メニュー。本数は減らして実施。引き続きTTバイクで。指定ワットの下限を少し割るくらいになってしまった。とはいえ高強度メニューをやると体が軽く感じる。単にTTバイクでのトレーニングが続いているからパワーが出ないだけで、そんなに調子は落ちていないのかもしれない。

2016年9月17日土曜日

9/17 ローラーの記録

1:13'11 IF0.690/TSS61

SST/FTP 2 x 10min & AC SPEED BUILDING INTERVALS Z6 (JP)

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MS1: 2 x 10分 FTP/SST
1本目・・・SST
2本目・・・FTP
レスト:5分
地形:丘陵地~登り
ケイデンス:自由
5分流し。
時間が許せば4本
>0:10:01 49.8% 235.0w 50.0:50.0 23.6N*m NP235.4w 95.2rpm
>0:10:00 52.6% 237.9w 50.0:50.0 25.2N*m NP239.0w 90.3rpm
---------
MS2: AC "スピード強化"インターバル。
まずこの練習をこなせる道を探そう。止まったりスピードダウンする必要がない直線がよい。
そこで 3 x 2分のアネロビック走を行おう。: Z6, 毎回最後の15秒でシフトアップしフィニッシュラインに飛び込もう!
インターバルは4分。もし平均パワーが110%を切ったら終了。切らない為にあらゆる努力を!
ケイデンス:自由
地形:平坦~緩やかな登りが好ましい。
>0:02:00 58.8% 297.2w 50.0:50.0 30.6N*m NP303.5w 93.0rpm
>0:02:00 56.8% 264.7w 50.0:50.0 29.6N*m NP271.5w 85.4rpm
>0:01:00 53.8% 284.4w 50.0:50.0 28.8N*m NP295.6w 93.8rpm
>0:01:00 50.9% 268.9w 50.0:50.0 28.2N*m NP281.9w 90.2rpm
-----
CD:5-10分

引き続きTTバイクで実施。疲労がたまっているためか、パワーが出ず、MS2の最後の一本は1分―2分*2に変更して実施。

2016年9月14日水曜日

9/14 ローラーの記録

30'19 IF0.692/TSS25

Sweet Spot w/ Burst

-------------
MS1:2 x 20-30分(88-94%FTP)
1分50秒ごとに10秒のバーストを入れよう。
バーストのケイデンスは115-125rpm
パワーは120%FTPで
>0:10:00 50.3% 239.3w 50.0:50.0 23.8N*m NP241.8w 95.7rpm
地形:緩い登り
-------------


TTバイクでサクッと時間を短縮して実施。少し日常生活の疲れが溜まり気味。睡眠時間を確保していこう。


2016年9月11日日曜日

9/11 ローラーの記録

49'48 IF0.705/TSS42

FTP/SST 3 x 10min Finish w/ AC

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MS1: 3 x 10分 SST Finish w/AC
スタートから8分30秒はSST,残り1分30秒はAC!
>0:08:30 47.8% 228.1w 50.0:50.0 22.8N*m 95.3rpm
>0:01:30 56.6% 308.7w 50.0:50.0 28.8N*m NP313.7w 102.5rpm
>0:08:30 47.1% 216.6w 50.0:50.0 22.4N*m 92.7rpm
>0:01:30 52.7% 263.5w 50.0:50.0 26.8N*m NP268.1w 94.1rpm
レースを意識して限界まで追い込むこと。
電柱や標識を目印にして最後まで力強く走り切ること。
今日は時間よりも距離を目安に走ろう。
レスト5分もしくは下りきって折り返し。常に同じ時間になるように。
地形:登り 段々勾配がキツクなる坂が最高
ケイデンス:自由
--------

昨晩、PCGの南部コーチと最終MTG。最新のトレーニング事情を色々教えて頂く。今日からは再びセルフコーチングに戻るので、今回学んだことを生かしてメニューを組んでいきたい。

一先ず、世界選後、筋トレのみを実施し、体調の回復に専念していたが、自転車に乗りたくなってきたので、今日からトレーニング再開。”スピードをつける”という目的に即して、今月はローラーではTTバイクを活用していこうと思う。

本当はLSDから再開したかったが、ずっと忙しい状態が続きそうなのでいきなりSSTから。とはいえ2セット目は目標パワーに達せず、3本目は省略。TTバイクだとパワーを出しにくいので(とはいえ、かなりパワー重視のフォームにはしているが)、この状態でトレーニングすることで、ロードでのスピードアップを期待したい。本音を言うとローラーでもよいからTTバイクに乗りたい、というのがモチベーションである笑

2016年9月10日土曜日

シーズン前半総括/8月トレーニングまとめ

今シーズン目標としてきたアマチュアの世界選手権出場と完走を果たし、一区切りついたこの段階で、シーズン前半を総括し、後半戦に向けて、改めてモチベーションを整理したい。

エリートの全日本の出場権を逃したところから始まった今シーズン、自転車を楽しむ方向性を昨年までより重視し、同時に”昨年までと同じレベルのレース”で”昨年よりも前方で展開する”という裏目標を持ちながら走ってきた。その結果、”レース+小旅行”という形で自転車を楽しむと共に、昨年より特にFTP向上に伴い”安定して走れている”という実感を持つことができた。特に、東京Ventosのトレーニングに参加させて頂くことで、昨年より数値以上にさまざまな面で成長させて頂けたと感じている。しかし、ソリア領域の強化が追い付かず、リザルトに結び付かなかったり、”さらにレベルの高いレース”で対応できないのではないか、という実感が伴った。

日常的に、健康維持のためにスポーツは続けたいが、わざわざ自転車競技を選択する以上、常に成長はしていたいと思う。そうなると、来シーズンは今年までと同じステップにとどまりたくはない。日本にいて、より上のレベル、となるとエリートの全日本・JPT・国際レースが挙げられると思うが、いま与えられた環境と練習時間、モチベーションの観点から、エリートの全日本が一番現実的な目標だと引き続き考えている。

シーズン後半は、練習時間が限られていることを考慮し、”来シーズンのための準備期間”と位置付けたい。その中で”自分の強化につながる”と思うレースを少数選択して、成長を確認していきたい。 特にジャパンカップは全日本予選である以上に、ここまでの4年間毎年出場できており、自分の成長を確認できる唯一の機会なので、後半戦の大目標と位置づけ、完走以上の結果を求めていきたい。

9月からのトレーニングは、一旦基本に立ち返り、オフシーズンのような”筋トレによる体づくり”と ”ベーストレーニングによる精神的・肉体的ケア”を行いながら、ソリア域の強化を含む”スピードの強化”を中心とし、”より上のステップ”に上がる為の準備をしていきたい。

引き続き、応援・ご支援よろしくお願いします。

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8月トレーニングまとめ
8月は短期海外留学の影響で、通常の月の半分以下の練習量となった。しかし、その中でZ3とZ4を重点的に実施する事で、世界選に向けて最低限のコンディションは作れたと思う。体調を崩してしまったのは残念だが、現時点での自分の実力をほぼ反映するリザルトではあったと思う(仮に本調子でも、大幅に順位が上がるということはなかったのではないかと思う)。
この結果を真摯に受け止め、今後の強化につなげていきたい。

2016年9月4日日曜日

9/4 2016 Gran Fondo World Championships Gran Fondo

19-34y 59位/87人 4h31:13(+27:38)
4:31'30/154.248km IF0.673/TSS205 W'47%
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Ravanello Equipe S.A.T
F&R Bora One 35 w/ Vittoria Corsa CX 5.5bar&6.5bar
梅丹 赤*15個 (やや不足)
アクエリアス 750mL+500mL (やや不足)
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アマチュアの世界選手権、ロードレースを体調不良の中、グルペットで手堅く完走しました。

世界選手権4日目のロードレース。ともかく体調を直そうと4日間ずっと努力してきたが、朝起きたらこの4日間の中でも最悪レベルの頭痛に襲われた。ともかく、ここまで来て走らないわけにはいかないので、コーンフレークを流し込みバナナと梅丹を摂取して冬用の防風インナーとレッグウォーマーをつけてスタートラインに並んだ。
今回のコースは前半が高速道路を閉鎖したフルフラット、後半がアップダウンしかないキツイ周回を二周、というコースプロフィール。ともかく、前半集団内で耐え、後半はグルペットで我慢する、という作戦で臨んだ。

案の定、スタートして締め付けられるような頭痛で涙が出てきたが、ともかく我慢して先頭に上がっていく。集団は散発的にアタックが繰り返され、それに伴い蛇行し、ときおりペースも50㎞/h前後まで上がったが、大体数人が飛び出したら落ち着く感じであった。大人数が先行することはなく、前半に逃げが決まることはなさそうな雰囲気で、実際、毎回結局逃げは吸収されていた。密集度はそこそこ高かったが、危険な位置取りをする選手はおらず、うまく自分のスペースを作りながら走ることができた。
途中、コーナーでゼロスタートに近い立ち上がりを求められ、かなりきつかった以外は特に問題なくクリア。しかし、平坦区間が終わるとだんだん雲行きが怪しくなってきた。若干路面が悪い事もあり、無駄に体力を消耗させられる感じであった。
ともかく我慢して、今回の最大の勝負所になるゴール前の登りに突入。体調がよければ、この手前で前に上がっていくのだが、今回は頭がくらくらするので、位置をキープするに留め、登りがきつくなってから、素直にグルペットに入った。

グルペットは最初は活発だったものの、徐々にペースが落ち着いてきて、20人ほどのやや大きな集団となった。ゴール地点を過ぎると下りが連続したので、テクニックを駆使して前に上がっていき、体重の差をカバー。登りでは全然踏めないのでひたすら我慢しながらこなしていく。この周回に入った瞬間、平均時速が一気に落ち、時間が過ぎる割にはなかなか距離が伸びず、レースを降りたくなるような気分になりながらどうにか一周目を完了した。今回のコースは休み所がなく、ひたすら登りか下りかで、その登りもそこそこきついところもあるが、基本的には踏み回す登りなので、だんだん消耗して足が痛くなってきた。

2周目は前半からひたすら我慢。ダンシングも多用しながらとにかく耐えた。なんどかグルペットから千切れそうになりながらも我慢していたらどうにか耐えられた。しかし、残り10㎞過ぎたあたりで、後ろから別の年代の先頭集団が来て、グルペットの中で余力のある人がついていったことで、グルペットが完全に崩壊した。結局、少人数で走り続け、その次の次の、別の強力な集団にうまく乗って最後の登りまで到達させてもらう。ここで一瞬チェーン落ちしたが、冷静に対処し、痛みで踏めなくなってきた脚を無理やり動かしながらゴールした。

今回、前半から各所で応援され、特にゴール地点の盛り上がりは日本ではなかなかないレベルで非常に走っていて気持ちの良いレースであった。日本とは違い、しっかりスポーツとしてロードレースが認められている、と感じられたレースであったし、下位ゴールにも関わらず、good jobなどと観客から声をかけてもらい、きつさを我慢した甲斐があったレースであった。日本でグランフォンドというと、サイクリングイベントを指すが、こちらでは明確に、アマチュア版の”ロードレース”として、一つの地位を確立していると思う。その上で、完走基準にいわゆる8%ルールが適応されず、そういった意味では、シビアさが一段下がり、よりレースを楽しめると感じた。今回は予選を通過した選手だけによる戦いで、集団のレベルもそろっていたし、実際、トラブルがなかった選手はほぼ全員制限時間内に完走できているところからも分かるように、非常に走り易いレースであった。
来年の世界選手権は、フランスでの開催という事だが、もしチャンスがあれば、再び挑戦したいと強く感じた。


今回のレースにあたり、ニセコから一緒に行動を共にした、イナーメの北野さん、元早稲田大の井上君には、いろいろお世話になり、ありがとうございました。特に北野さんには、何度もマッサージをして頂き助かりました。
また、ニセコの少し前から計2か月間、コーチングをして下さった、 Peaks Coaching Groupの南部コーチ・中田コーチ、フォームを作って下さったCosmos Performance Consultingの岡コーチ、高速コースということで、エアロヘルメットを貸して下さった東京Ventosの北見選手、そして、応援して下さった知人・友人たち、一緒に出場した日本チームの方々等々、本当に多くの方々に支えられて、ここまで来ることができました。
本当にありがとうございました。

2016年9月1日木曜日

9/1 2016 Gran Fondo World Championships Individual Time Trial

19-34y 26位/27人 31:16.4 +6:14.9 
19.4㎞@Rottnest Island
------

Ravanello S.A.T with DH bar 53*39/12-25
F: Bora One35 with Vittoria Corsa CX25mm 6.5bar
R: ARAYA Disc with Vittoria Corsa Elite21mm 7.2bar
------
IF0.876/TSS40 Av.233.0w NP241.4w

アマチュアの世界選手権、一種目目の個人TTはほぼ最下位でのゴールとなりました。

5日ほど前から風邪と緊張性頭痛に悩まされ、十分な調整ができないまま迎えた世界選手権。フライト時間の関係で、前夜は3時間ほどしか眠れず、そのうえで非常に揺れるフェリーで盛大に船酔いして会場入り。

午前中3時間ほどひたすら昼寝をしてから臨んだTT。アップとしてサイクリングを楽しんだうえで主催者側が用意してくれたローラーを使って最終調整。
 
噂に聞いた通り、非常に海のきれいな島であった。
閑話休題。アップの時点でひどい頭痛で、とにかくFTP以下で我慢し続けることを選択。

スタート台はかなり本格的。先にゴールしていたDeaf Japanの方に序盤突っ込みやすいという注意を頂いたので、スタートはあまり飛ばしすぎず、メーターを見ながら走行。確かに前半はスピードが出しやすい道だった。
少し走ったところで、前走者の元早稲田大の井上君をとらえる。いつも一緒に練習していて、実力的には一緒だが、今回彼はTT用の装備ではないので、彼を最終的にぬかすことを目標に踏み続ける。
今回のコースは意外にもアップダウンがあり、力任せに踏める選手が有利なコース。実際、前半から自分よりも巨大な選手達にどんどん抜かされていき、下位ゴールを覚悟した。特にTTバイクを持ち込めず、手元で変速できないために、下りで踏み切れないのがかなりのロスになった。 

非常にきれいな景色であったが見とれている暇はなく、とにかくシステマティックに踏み続ける。途中、カーブで突っ込みすぎ、ややオーバーランした以外は、うまくまとめる。結構コーナーも多く、気が抜けないコースであった。
残り5㎞あたりで井上君を抜かし、湖に挟まれた、とてもきれいな道でラストスパートし、出し切ってゴール。案の定リザルトはほぼ最下位であったが、レースとしては満足度が非常に高かった。

このくらいの距離のTTレースが日本でももっと増えてほしい。そして、このくらいのパワーとテクニックが必要なコースでのTTは非常に楽しいと思う。 
トップ選手は日本人では考えられないスピード域で走り続けていると思う。しっかりアップダウンとコーナーがあるコースでの平均46.5㎞/hというのは、さすがに驚いた。更に筋力をつける必要性を感じたレースであった。


今回のレースにあたって、トレーニングメニューを作って下さったPeaks Coaching Group の南部コーチ・中田コーチ、エアロヘルメットを貸して下さった東京Ventosの北見選手、ディスクホイールを貸与して下さったスミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロの高村監督、応援して下さった知人・友人たちをはじめとして、多くの方々の支えにより、走り切ることができました。本当にありがとうございました。

第28回西日本チャレンジサイクルロードレース A-M 15位

第28回西日本チャレンジサイクルロードレース A-M 15位(33人出走、24人完走) 1:42:38 (+1:48)   S-Works Tarmac SL8 Roval Rapide CLX II S-Works Turbo Rapidair 2BR, 700x26mm F:...