2022年6月11日土曜日

ニセコクラシック 2022 個人タイムトライアル 6位

UCI Gran Fondo World Series ANAニセコクラシック2022
Time Trial Men 19 to 34
6位/10人出走(13人エントリー)
13.8㎞ 20'13"45 +1'41"30 40.95km/h
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Casati Vinci
Mavic COMETE PRO CARBON SL UST / Boma TH-DD
Vittoria Corsa TLR / Tubular 25C 5bar/7bar
水500mL + パラチノース  10g
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56.4kg fat: 5.4%
 
0:20:18/13.7km av.40.6km/h max.59.6km/h 319kcal TSS36 IF 1.03 NP264w Av. 262w 103rpm
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今シーズン前半の最大の目標としていたNiseko Classic TT。6位で世界選手権出場はなりませんでした。

今シーズン、前半から過去の自分のピークパワーをことごとく更新しており、しっかり準備した状態でニセコに臨んだ。機材は以前と変わらず、もともと高校時代に乗っていたロードバイクを改造したものだが、今年はLookのエルゴステムを手に入れることができ、過去最も低いポジションとなった。
論文のリバイズ作業が大詰めを迎えており、練習時間は十分ではなかったが、強度は維持できており、直前にも何度もシミュレーション的な練習をし、今回は260-270wを目標ワットに置いた。
さすがに前日入りということでスケジュールがタイトではあったが、それでも5時間30分くらいは睡眠時間を確保でき、フレッシュな状態で朝を迎えることができた。今回は就寝中、イナーメオイルではなく、ACTIVE SELFCARE CHARGEを使用。イナーメのリカバリーオイルだと、筋肉が緩みすぎる感覚があるので、トレーニング量が少ないときはこちらの方が良い。逆に、トレーニングの疲労が残っているときはイナーメオイルの方が良い、といった風に使い分けている(なお、トレーニング量が多いときにこちらを使うと、少し筋肉に張りが残る感覚がある)。
 
アップは近くの坂や平地でじっくりと20分くらい。S/G地点と駐車場が離れているため、そこを活用した。今回は試走できない可能性も考え、サイコンにルートを入れてスタートに臨んだが、結局試走時間が取れなかったので結果的にはそれで良かった。
3年前とコースが違っているため、ルートを見ながらスタート。スタート直後、脚が良く回り、平均が300wを超える勢いだったので、抑えろ抑えろと言い聞かせながら走る。平坦基調なのでスピードが良く乗る。
カーブを曲がった後、前走者をとらえる。もともと、1人前の選手がDNSだったため、1分差があるため、じわじわ差を詰めていく。前走者を抜かした後、さらに前に2人見えたので、追いかける。2人前の選手はどうもかなり速いようで、いつの間にか見えなくなっていた。この辺りはコーナーが続くので、ブレーキを極力しないようにし、立ち上がりでパワーを出しすぎないように注意。前走者をパスして、また、この辺りで中弛みしてきたので、再び踏みなおす。
後半は割とアップダウンが続くので、登りで頑張って踏み、下りはしっかり回して、とにかくスピードに乗せていく。3人目の選手が見えてきたが、ラストも何度か直角コーナーがあるため、思うように差が縮まらず、ラストの緩やかな登り直線で全開で踏むも、追いつかずにゴールした。

2人抜いたということは、実質3人分前にいるわけだから、表彰台もあるかと思ったが、まさかの6位。ちょっと不本意ではあるが、パワー的にもスピード的にも今の実力を出し切ったし、過去の自分と比べても最も強いといえるので、やっとスタート地点に立てたと捉え、ここからさらに成長していきたい。まずは、ロードバイクとTTバイクのパワーの差を減らしたいし、ロードバイクでは20分300wの壁を破りたい。また、(距離や条件によるが)ITTで42㎞/hや43km/hを出すのはなかなかハードルが高いので、その辺も今後の目標になるだろう。引き続き、フォームや踏み方を改良していこう。
 
ここまでトレーニングに付き合ってくださった方々、ありがとうございました!いったん休んで、後半戦のレーススケジュールを考えます。引き続き、応援よろしくお願いします。

2022年6月8日水曜日

5/14-15 2 days race in 木祖村

レポートアップが大変遅くなりましたが、2 days race in 木祖村のリザルトが発表されたのでレースレポートです。

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Ravanello Equipe S.A.T
Ksyrium Pro Carbon UST / TTのみリアをBOMA TH-DD
Vittoria Corsa TLR 25C F:4.5bar, R:5bar / TTのみリアを Vittoria Corsa Tubular 25C 7bar

水500mL+パラチノース10g
グリーンダカラ500mL+パラチノース10g

WINZONE ENERGY GEL(パイナップル/オレンジ/マスカット)
ZEN Nutrition Before activity 4粒
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Stage 1a 8.5km 161名出走161名完走
143位 13:21.18 +2:10.12

Stage 1b 81km 159名出走108名完走
DNF 

コンソレーションレース 72km 57名出走40人完走
27位 1:56:29 +4:22
 
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One-up Cerezo Racingとしてチームとして臨んだ木祖村、残念ながらStage2進出はならず、コンソレーションレースを完走するのみとなりました。
チーム設立から、同級生やその前後といった若い社会人を中心としたメンバーで、いかに仕事と競技を両立するか模索してきましたが、まだまだ甘く、引き続き努力を続けていきます。
 
Stage 1a
13:20 275w NP287w IF1.13 
 
今回は仕事の関係もあり、当日朝入りということもあり、やや寝不足でよろしくないコンディション。チームの仕事をこなしていたら、出走30分前を切っており、急いでアップを開始するも、十分に体が温まらない中でのスタートになった。
やるべきことはとにかく全力で踏むこと。前半の下りはイナーメ合宿でも何度も走ったので(練習日記上げます!)、できるだけノーブレーキで攻める。前半は300wくらいをキープできていたが、アップ不足の体にはやや踏みすぎな感じ。後半の登りで失速してしまい、パワーのわりにタイムを伸ばすことができず、下位に沈んでしまった。今出せるほぼベストのパワーを出せたと思うし、学生時代と変わらないかむしろ上回る力がついているが、ペース配分、下りのライン取り、フォームなど、まだまだ改善すべき点は多々あった。前半抑えて後半上げるべきだったし、バックストレートの下りに関してはライン取りにまだまだ修正点があった。また、フォームに関してはDHバーを使った方が良かったかもしれない。そもそも、イナーメ合宿ではやや疲れた状態にもかかわらず13:24 244w/NP263wと今より低いパワーでほぼ同じタイムが出せているので、ディスクホイールが逆効果だった可能性もあるし、コーナーで減速しすぎていたから立ち上がりにパワーを要した可能性も考えられる。必ず強くなってリベンジしたい。

Stage 1b 
1:29:37/52.3km IF0.93 205w/NP237w
 
Stage1bは最後尾スタート。TTの疲れをだいぶひきずっており、コンディションは悪め。パレード走行中に落車が起こるし、加減速も多いし大変走りにくく、結局、ほぼ位置を上げられないままのスタートとなり、最後尾で引きずられてレースが終わってしまった。あとひとつ前の集団であれば完走が見えていたと思うので、来年に向けてやるべきことはTTの改善だろう。まずは、Stage1bで上位を狙うといったあまりに高すぎる目標ではなく、1bを完走して2日目につなげられるよう、戦略的にトレーニングを進めていきたい。
 
コンソレーションレース
dataなし(途中でサイコン電源切れ)
 
2日目はコンソレーションレースに参加。昨晩、イナーメオイルでしっかりケアしたが身体は重め。今日は時間に余裕があったので、コースを1周した後、坂を利用してしっかりアップしてレースに臨んだ。
集団が小さいため走りやすく、パレード中に先頭まで出る。何人か元気な選手がおり、リアルスタート後、アタックを繰り返すので、自力で、もしくは周りの選手の力を借りてしっかり吸収することで、ペースに変動を持たせ、集団後方の選手の脚を削るように意識する。途中、5人くらいがまとめて逃げたので、チャンスと思いしっかり踏んで追いつき、6人の逃げを形成。ここで調子の良さを感じられたので、あとはゴール前まで脚を温存する方針とした。
ホームストレートにたどり着く前に吸収されたので、 個人的には無駄足だったかもと思ったが、後から聞いたら、この逃げによって、だいぶ集団が小さくなった模様。そんなわけで、1周目完了時には集団は2/3くらいまで小さくなっていた。そこからは集団前方に位置しつつもできるだけ脚を使わないように意識する。この時点ではチームメイトも全員集団前方にいて走りやすい。登りで毎回ペースが上がるので、登りの前に、もしくは補給地点付近までに前に出ておき、登り後半で徐々に位置を下げながら走って脚を温存する。
普段の練習量の関係もあり、残り4周時点でだいぶ脚がきつくなってきてカフェイン注入。登りで前に出られなくなってきたので、登りの前に位置を上げるように集中していく。残り3周でもだいぶ脚がきつく、迷ったが、ここでちぎれてペース走でゴールを目指すより、できるだけ最後まで集団に残り、スローダウンしてでもゴールにたどり着く方が完走できる可能性が高いと判断し、再度カフェインを注入。これが最後のカフェインなのでもう後はないから、集団内の位置取りに更に注意する。残り2周まで集団にいたが、かなり怪しく、残り1周に入る手前くらいで集団から脱落、そこからは1人でゴールを目指していく。下りで1人追いついたので、僕が下りを引き彼が登りを引く、という紳士協定を結んだが、結局、先頭交代に応じてくれず、こちらがすべて引く感じになり、しかも最後の登りでアタックされて千切られ単独ゴールとなった。
 
なんだかんだロードレースらしいロードレースの完走は2年前にさかのぼるし、その時は距離も短かったので、今回完走できたのは一つの進歩だと思う。そして、直近のレース完走は昨年末の東京エンデューロで、どうにか100㎞弱までは体が対応できるようになってきていることが分かった点はとても良かった。今回のStage1bもそうだし、春のチャレンジロードの結果もそうだったが、トップレベルの選手たちと比べるとパワーとパワー以外の面、両方において大きな差があるので、引き続き、地道に煮詰めていきたい。単純なパワーでは学生時代を超えたので、レース結果でもしっかり超えていきたい。
 
今回はスポンサー様だけでなく、チーム員のご家族をはじめ、多くの関係者の方にサポート頂きました。ありがとうございました。引き続き、自分自身、そしてチームの強化を進めていきますので、応援・ご支援よろしくお願いいたします。

4/11 - 4/22 ローラー&実走の記録

4/11 1:03:21 TSS60 IF0.76 535k SST CRISS-CROSS 2-3 x15min ------- MS1: 1-2 x 15分SSTクリスクロス レスト:5-10分 ケイデンス:自由 地形:平坦から緩斜面 2分SST(●●●-●●●W)...