2020年6月4日木曜日

GrowTac M1.1を1年間使用した総括

本年5月までの約1年、GrowTacサポートサイクリストとしてM1.1を使わせて頂いたので、1年間使った総括をまとめたい。

GrowTac M1.1のファーストインプレッション他→GROWTAC サポートサイクリストに選ばれました!
室内練でのファーストインプレッション→5/1 ローラーの記録
スーツケースに詰めてみました→5/14 ローラーの記録
リモートレバーを取り付けました→9/22 ローラーの記録
スマートローラー化しました→4/5 ZWIFTの記録
他のサポート製品のインプレ→MET Rivaleと過ごした1年間

結論から言うとおススメです。ステマではないです。忖度もしていません。

何が良いかというと、実走感に優れる点が良い。以前使っていたFlexも良かったが、M1.1は金属製でやや大型のローラーなため、どちらかというと三本ローラーに近い負荷特性で、また、ローラー自体の精度・耐久性も高い。もちろん、その反面でFlexシリーズより負荷のかかりが弱いというのがあり、少なくとも試乗した際は総合的にはF3.2の方が上手であったが、M1.1に不満を感じたことはない。高トルクのメニューでも問題なくこなすことができた。

そして、フロントのカーボン製Motion Controllerが良い仕事をしてくれる。
実走感の高さにはこの適度な剛性感のおかげもあるし、またこの部分の作りがしっかりしているため安定感が高い。少なくともFlexを長期使用した場合、この部分が若干柔らかくなってきたが、M1.1ではそのようなことはなかった。なお、最新のF3.2は作りがかなり良くなっているので、恐らくそのような劣化も以前よりは起こりにくくなっているだろうと付記しておく。なお、M1.1から久々にFlexに乗り換えると、不安定で驚いたが試乗でF3.2に乗った時はM1.1以上に安定していたので、設計が新しくなった分かなり良くなっているという点はしっかり述べておきたい。

また、ローラーが金属製のため、この部分の耐久性の高さも特筆すべきである。僕が使っていたFlexは故障に伴いFlex2のローラー部分を移植しているが、交換から3年ほどの使用ででこぼこになってしまっている。

これがM1.1の金属製ローラーでは削れる気配すらない。また、タイヤの跡も付きにくいように見える。

更に前も述べたが拡張性の高さも特筆すべきである。リモートレバーを後付けできたり、スマートローラー化出来たり、とどんどんアップグレードしていく楽しさがある。
ちなみに、スマートローラー化して2か月近く使ったが、かなり汗をかいた場合でも問題なく動作しており、耐久性は結構高いのではないかと考えている。

ほめてばかりだが、Growtacが世の中に出てから7年たつ今もダンシングができるローラーの選択肢は少ない。僕自身は2014年にFlexを購入し、6年以上Growtacに親しんでいるが、浮気しようと思ったことすらなく、今後も愛用していきたいと思う製品である。しいて言えばQ1.1+eSlopeが欲しいが、M1.1が壊れる気配すらないし、大きな不満もないので、導入はだいぶ先になるだろうと思う。

4/11 - 4/22 ローラー&実走の記録

4/11 1:03:21 TSS60 IF0.76 535k SST CRISS-CROSS 2-3 x15min ------- MS1: 1-2 x 15分SSTクリスクロス レスト:5-10分 ケイデンス:自由 地形:平坦から緩斜面 2分SST(●●●-●●●W)...